ある日、マヤとふたりで早めの夕食を食べていると、マヤが遠くの空に飛行船が飛んでいるのを見つけました。私たちが見ていると、その飛行船は進行方向を変えて、私たちの方に向かって来るではありませんか。どんどん近づいて来る飛行船をみて、マヤの笑顔は消えて何だか真剣な表情になってきました。私は冗談で、「マヤの夕ご飯食べにきたんじゃない?」と言うと、本気にしてしまい、怖いらしく私の後ろに隠れつつ見守っていました。そして、飛行船がすぐ近くまで来た時、「マヤのごはんとらないでよ〜〜〜!!!」と、ひこうせんにむかって叫びました!飛行船は、静かに私たちにあいさつして、ゆっくりとアパートの上を飛んでいきました。
何気ない日常の中で心が温まることを見つけた時、スケッチブックに描きとめるようにしている。そのできごとは、私の心を通って想像の世界で生き続ける。
Sunday, September 26, 2010
Blimp
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Imagination
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何だか、映画の中のワンシーンみたい。
ReplyDelete結構、間近まで来たの?
このブログ読んで直ぐ、この話をそのまま
膨らませて絵本のストーリーのアイデアに
しちゃったら、どう?って思っちゃったけれど。
どう?
まあ、これはちょっと誇張してるけど、人が乗る部分がはっきり見える位まで近くに来たよ。
ReplyDeleteそうかな。飛行船がみんなのおうち訪問したら面白いかもね!
ありがとう!
桃子も飛行船が大好きです~。
ReplyDelete家から見えると、「見て!飛行船!飛行船!」とうるさいぐらい言います。
いつか乗ってみたいそうです。
人気で結構いいお値段らしいので叶う日がくるのか?
MomoMamaさん、飛行船ってなんかのんびりしていて、個性のある顔してるよね!
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